『別府ひき逃げ事件』を起こし、重要指名手配中の八田與一容疑者。
2022年6月29日に事件発生以降、2年以上の月日が経つものの未だに逮捕されていません。
指名手配中でありながらも、世間では「なぜ捕まらないのか?」という声があがっています。
八田與一は一体どのようにして逃亡しているのでしょうか?
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【指名手配中】八田與一はなぜ捕まらない?
赤信号で止まっていたバイク2台に軽乗用車が追突し、19歳の大学生が死亡、もう1人の大学生もケガをした事件。
軽乗用車を運転していたとみられる八田與一(はったよいち)容疑者は事件直後に車を乗り捨て、その場から裸足で逃走。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/49be1fd3b6de5e02430040c7ef7e0c970571086f
2024年6月29日で2年が経過しましたが、未だに逮捕に至っていません。
警察には、約7万7000人分の署名が提出されています。
それは、容疑を『ひき逃げ』ではなく、時効が無い『殺人罪』へ変更を求めるものでした。
遺族や友人たちも、一刻も早い解決を願う『別府願う会』を発足。
街頭やSNSを通じ、全国に情報提供を呼びかけています。
警察は、
ひき逃げ事件としては初の『重要指名手配』に指定し、懸賞金最大800万円
となりました。
また、八田與一容疑者の現在を予想した似顔絵を公開↓
ひげを生やしたりメガネをかけたりと6パターンあり、髪型は長髪で描かれています。
警察や遺族が懸命に情報提供を呼び掛けていますが、未だ有力な手掛かりはない状態です。
一体なぜ、八田與一容疑者は捕まらないのでしょうか?
理由について、次で詳しく見ていきましょう!
【指名手配中】八田與一が逃亡できている14の理由!
八田與一容疑者が逃亡できている理由として考えられるのは、以下の通りです↓
①:変装が上手い
②:体型を変えている
③:整形している
④:日雇い労働生活
⑤:犯罪組織に匿われている
⑥:離島暮らし
⑦:山奥で自給自足生活
⑧:海外逃亡している
⑨:親族がかくまっている
⑩:恋人がかくまっている
⑪:友人がかくまっている
⑫:拠点を決めず移動を続けている
⑬:すでに自死している
⑭:偽の目撃情報が多すぎる
では、順番に一つずつ見ていきましょう。
理由①:変装が上手い
こちらは指名手配犯の逃亡方法の定番と言えますが、変装をして逃げ回っているのはもちろんですよね。
元徳島県警警部の秋山博康氏は、このように語っていました↓
秋山氏は自身が過去に追った指名手配被疑者の逃走生活についても触れ、「私が11年間追った被疑者は、ヒモ生活で生活していた。それと変装、頭をツルツルにする、髭を生やす、痩せる、太る。そしてヒモ生活で外に出ない。サングラスなんかは30個くらい購入していた。(逃亡中の八田容疑者も)偽名、それと変装して逃亡生活をしていると思う」と語った。
八田與一容疑者は元々の顔立ちは薄い顔ですので、メイクや変装で盛るとずいぶん印象が変わりそうですよね。
そこに帽子やサングラスをプラスすれば、八田與一容疑者とは気づかないかもしれません。
ちなみに、八田容疑者は事件前にメイクや歯列矯正をしていて、美意識が高く容姿を変える知識に長けていたかもしれません。
2019年には、化粧をしている画像をSNSに投稿していましたが、すっぴんと比べると雰囲気が違いますよね!
理由②:体型を変えている
八田與一容疑者は、「痩せ型」という特徴があります↓
身長:175㎝
体重:58㎏
身長175㎝の男性平均身長は「72.5kg」ですので、八田與一容疑者はかなりの痩せ型ですよね。
痩せているイメージのある八田與一容疑者が太ることで、人相も変わってきそうですよね。
逃亡を続けるために体型も持っているかもしれませんね。
ただ、逃亡生活を続ける中で太るというのは、結構大変なことでしょう。
理由③:整形している
八田與一容疑者は、逃亡の際「整形して身を隠しているのでは?」と指摘されています。
知人の証言から、かなりのナルシストだと分かっている八田與一容疑者↓
「ちょっとナルシストかなというところがあった。歯磨きの時とか、鏡を見る時間があるが、その時間にずっと自分の髪の毛を触っている。私物の美容液は持ち込めないが、オロナインが支給されると、顔に塗りたくる」
引用元・FNNプライムオンライン
誰にも見られないのに爪のケアをしたり、美意識が高く、男性の化粧にも興味があったりしたそうです。
また、知人によると八田與一容疑者は「整形経験」も明かしているそうです。
やはりメイクや髪型だと限界はありますし、美意識の高い八田與一容疑者が
自分の見た目を大きく損なう変装はしない
という見方もあります。
となると、整形を繰り返し、気づかれないようにしている可能性はあります。
八田與一容疑者は元々は「一重のつり目」が特徴ですが、これを「二重」にしていることは予想できます。
これだけでも印象はガラッと変わることでしょう。
ちなみに、殺人罪で逃亡していた市橋達也容疑者も、なんと自分で針を使い2回も整形していました。
美容外科に行かず自分で整形するのは恐ろしいですが、それだけ逃げ切りたいという気持ちが強かったのでしょう。
八田與一容疑者も同じように整形を施していそうですよね。
理由④:犯罪組織にかくまわれている
八田與一容疑者は元歌舞伎町のホストをしており、「裏社会ともかかわりがあるのでは?」と言われてます。
2年も逃げきれているのは、
「犯罪組織がかくまっているからでは?」
と推測されています。
確かに、警察の目の届かない場所にいる可能性はありますが…。
また、八田與一容疑者は2件の前科持ちという情報もありました。
1件目は、
八田與一容疑者が16歳の時に、同級生を刺して喜連川少年院に1年いた
と言われている件。
2件目は、
2021年7~8月、逮捕監禁罪で留置場に入っていた
という件です。
この事件で八田與一容疑者は、マッチングアプリで出会った女性を刃物で脅し、帰さないようにしたのだとか。
その時は八田與一容疑者の親が保釈金を支払い、保釈されたようです。
このような過去を聞くと、「犯罪組織に関わっているのでは?」と考えてしまいますね。
理由⑤:日雇い労働生活
ひき逃げ事件前に八田容疑者と留置施設で同部屋だったというFさんが、このような発言をしていました↓
「(Q. なぜ逃げていると思う?)そりゃ捕まりたくないからですね。日雇いみたいなことをしながら生きていく、生きていこうってなると思います、八田容疑者やったら」
「八田容疑者は日雇い労働をしながら、今も逃げ続けている」と話すのは、ひき逃げ事件の約10カ月前、大分県内の留置施設の同じ部屋で八田容疑者と一緒に過ごしていたというFさん。
八田容疑者の目撃情報が特に多く寄せられているのが、「大阪市西成区」。
大阪西成(通称あいりん地区)は、様々な事情を持つ人が仕事と住居を探しにきます。
身分証明書なしで働ける日雇い仕事や簡易宿泊施設が全国で一番多いといいます。
市橋達也受刑者も逃亡中、このあいりん地区を何度も訪れて逃亡資金を稼ぐために潜伏しながら働いていたそうです。
八田容疑者も、同じように日雇い労働をしている可能性はありそうです。
大阪市西成区の街の人の目撃情報↓
・「俺も何回か見たことあるもん。口笛吹いてたやつちゃうかな。たぶん、似てるもんな顔が。(どこで口笛を?)このへん」
・「普通に歩いてました。『あっお前! 指名手配に載ってたんちゃうん』って、からみに行ったんですよ僕、普通に。しばいたろと思ったら、走って逃げていきました。」
引用元・FNNプライムオンライン
このような目撃情報があると、「大阪市西成区」で日雇い労働している可能性は高そうです。
理由⑥:離島暮らし
犯罪者が逃亡する先といえば、誰もいないような離島ではないでしょうか?
殺人罪で指名手配されていた市橋達也受刑者も、逃亡中に離島暮らしをしていました。
市橋達也受刑者は、リンゼイ・アン・ホーカーさんを殺害し、無人島である沖縄県のオーハ島(東奥武島)に約3ヶ月間も潜伏していたのです。
当時は70歳の男性が1人だけ島で生活していましたが、市橋達也は海岸近くの小屋に寝泊まりし、魚を捕って自給自足の生活を続けていました。
ですが、市橋達也でも、
森はジャングルのようで夜になると海は暗く、地獄のよう。また、魚も釣れず、海水から飲み水も作れず、途方に暮れた
と逮捕後に話しています。
そんなサバイバル生活を八田與一容疑者はできるのでしょうか?
八田容疑者の学生時代の友人はこのように話しています↓
「体力はあると思うのでどこでも生きていけると思う。生きることに執着があると思うので山にこもってるのかなとか、ほかの県にも歩いて行って別のところで住んでいるかもしれない」
八田容疑者は筋トレがルーティンで、学生時代には千葉県から熱海まで150kmの距離を自転車で走破したという話しもあります。
体力のある八田與一容疑者なら離島暮らしもあり得るのかもしれません。
ですが、離島でのサバイバル生活は人の目につかないメリットはあるものの、生き抜いていくには相当なメンタルの強さも必要ですので、かなりハードルが高そうです。
理由⑦:山奥で自給自足生活
離島暮らしと同じく、山奥の人気のない場所でひっそりと暮らす可能性はありますよね。
監視カメラが多い都会を離れて、山や田舎で生活してるということも十分考えられます。
八田與一容疑者は、キャンプ好きであったことも知られています。
キャンプ好きということから、
キャンプギアなどの知識や使い方などにも精通し、ある程度自然の中で生活する術を熟知している
かもしれません。
大自然の中で生き抜く力も兼ね備えていたとしたら、沖縄の離島暮らしよりも生き延びれそうな気はしますね。
理由⑧:海外逃亡している
日本国内で罪を犯した者が海外へと逃亡する事例はわずかながら存在しますね。
もし逃走時にパスポートと逃走資金があれば、すぐに海外逃亡は可能でしょう。
ネット上の噂では、「八田與一容疑者は韓国人では?」とも言われ、韓国人風の顔立ちに見えなくはないですよね。
韓国や台湾、中国あたりに逃亡して現地の人になりすましても、違和感はなさそうです。
理由⑨:親族がかくまっている
八田與一容疑者が捕まらないのは、「八田與一容疑者の親がかくまっている」という噂もあるようです。
母は警察に、「息子には早く出頭してほしい」と伝えているのだとか。
事件の後、八田與一容疑者は家には戻らず、電話もかけていないようです。
八田與一容疑者の親は、
息子に甘かったそうで前述したように以前逮捕された際も、保釈金を支払っています。
逮捕された場合、親から勘当されてもおかしくないですが、やはり我が子がかわいいのでしょう。
とはいえ、警察に真っ先に疑われるのは親族である実家で、かくまうのは難しそうですね。
理由⑩:恋人がかくまっている
マッチングアプリなどで出会った女性の元に転がりこんでいる可能性も考えられているそうです↓
「そうなれば住まいにも困りません。怪しまれたら、そこを出て別の女性の元を転々とすればいい。特に男性に依存的になってしまう女性は目をつけられてしまうかもしれない。ほだされてしまえば最後、かくまうことが罪に当たることをわかっていても、離れられないことも考えられます」
引用元・現代ビジネス
確かに、偽名を使い恋人を作りヒモ生活をしていれば外に出る必要もなく、逃亡を続けていけますよね。
八田與一容疑者は、以前マッチングアプリをするために、自己分析までしてたとか。
ここまで真面目にマッチングアプリに取り組みのには、裏がありそうにも見えてしまいます…。
また、八田與一容疑者は事件前、元交際相手に手紙を送っていたそうです。
その内容は、「思いやりを持つ人間に変わる」という内容が記されていました↓
付き合っていく中で直さなきゃいけないと思い、反省することも最近よく出てくるようになりました。
1つ目が、理屈とか損得勘定で考えたり、その結果、感情とか良心とか気持ちをおろそかにしがちなところです。
大切なものを見失いがちなので、「想像力」とか思いやりなどを大切にしたいです。
ですが、この後に事件を起こし逃亡し、全く思いやりなどはないように見受けられます。
元交際相手に手紙を送っているあたりから、女性慣れはしていることは確かです。
見た目も悪くないですし、モテることでしょう。
これらのことから、恋人にかくまってもらっていることも可能性としては十分に考えられますね。
理由⑪:友人がかくまっている
八田與一容疑者の「大阪市西成区」での目撃情報の中には、このような内容のものがありました↓
・「あっ知ってる。(どこで見た?)先週の火曜日にここで見て、そこから2~3人で集まって、三角公園から難波に行くって言ってた。(何しに難波に?)友だちがおるから、そいつにかくまってもらうとかなんとか」
引用元・FNNプライムオンライン
この目撃情報の真偽はわかりませんが、これまでの八田與一容疑者の経歴を見る限り、そのようなことは有り得そうです。
これまでもホストクラブで住み込みで働いていた事があったり、目撃情報の中には「ホストクラブの体験入店にいた」という情報もあるそうです。
これらのことから、巧みに人々の間をわたり歩き、時効を迎えるまで逃げ続ける算段なのかもしれません。
理由⑫:拠点を決めず移動を続けている
八田與一容疑者の目撃情報は、これまで全国からおよそ5000件の情報が寄せられているそうです。(2024年6月時点)
全国のあらゆる場所からの目撃情報があることから、八田與一容疑者は拠点を決めずに全国を渡り歩いているのかもしれませんね。
例えば、
2018年に大阪府富田林署から逃亡した樋田淳也受刑者は「お遍路」に身を扮し、徳島から香川を回っていた
ということがあります。
一つの場所に長く滞在するとバレてしまう可能性はありますが、身を扮して場所を移動することで逃亡を続けることができますよね。
理由⑬:すでに自死している
八田與一容疑者の祖父が取材に対し、
「息子はすでにこの世を去っている」
と答えています。
「もう死んでる。財布も持たずに別府湾の道路を歩いて行って、着ていたものを脱ぎ捨てている。だから入水自殺して…」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38fd72d2a3218ed4e1e03a7c6af1e7ac5af773d1
もちろん証拠は無く、祖父の憶測で話していることでしょう。
八田與一容疑者は「サイコパス」とも言われており、自死を選ぶような人格ではなさそうな気もします。
理由⑭:偽の目撃情報が多すぎる
現在、八田與一容疑者の目撃情報は、かなり多く寄せられています。
懸賞金800万円が掛けられている八田與一容疑者には、
5000件を超える目撃情報がある
ものの、見つからない状況なのです。
大阪の西成区などを中心に目撃情報が多数ありましたが、果たしてこれが本当かどうかは疑問が残ります。
八田與一容疑者自身や協力者が捜査を混乱させるため、偽の目撃情報を流している可能性もある
かもしれませんね。
まとめ
今回の記事は、
・八田與一容疑者はなぜ捕まらない?
・八田與一が逃亡できている理由
こちらの内容でまとめました。
目撃情報も多々あり、似顔絵も公開されていますが、未だ逮捕に至っていません。
協力者がいるか、すでにこの世を去っているかなど、さまざまな憶測がありますが・・・
一刻も早い逮捕を願うばかりですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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