クライミング選手の安楽宙斗選手。
パリ五輪・クライミング男子の出場権を若干16歳で勝ち取った現役高校生。
そんな彼がクライミングをはじめたきっかけが家族にあったそうです。
オリンピックに出場するまでの熱意を持てた安楽選手の家族は一体どんな方たちなのでしょうか?
そこで今回の記事は、
についてまとめました。
安楽宙斗の家族構成は?
安楽宙斗選手の家族構成は、
・父
・母
・本人(安楽宙斗)
・弟
の4人家族です。
家族は宙斗選手のクライミング競技を全力で応援し、サポートしています。
家族仲はとても良いようで、ご両親は宙斗選手の活躍をファンのように楽しんでいるといいます。
「大変には感じていません。一ファンとして楽しんでいます」とうれしそうに話す。
引用元:読売新聞オンライン
両親とも、夢を見せてくれる息子に感謝しているようだ。
そばで支えてくれているご両親は一番の強い味方であり、ファンのようですね。
安楽宙斗の父母はどんな人?
安楽宙斗選手を支えるご両親の存在は、大変大きいものだそうです。
そんな安楽宙斗選手のご両親について詳しく見ていきましょう!!
安楽宙斗の父親は?
・名前:安楽武志 ( あんらく たけし)
・年齢 41歳 (2024年7月時点)
・職業:会社員 ( 研究職)
・所属:株式会社ファソテック
安楽宙斗選手のクライミングに触れるきっかけをつくった父・武志さん。
武志さんは、医療機器メーカー「株式会社ファンテック」の研究職として勤めています。
この企業は、宙斗選手のスポンサー企業でもあります。
その中でも優秀な研究員らしく、数々の医療機器の開発に携わり、これからの医療の発展に心力を注いでいます。
その傍らで実は、スポーツクライミングの監督を務めていた経歴もありました!
しかも、千葉県大会で担当選手が上位3位に入賞するほどのコーチング。
武志さんの監督スキルもすごいですが、その血を受け継いでいる宙斗選手が、クライミング選手として輝いているのはなるべくしてなったのかもしれませんね!
武志さんは、宙斗選手を主に金銭的にサポートしているそうです。
金銭的なサポートも欠かせない。
引用元 : 読売新聞
武志さんは「大会の遠征費は、かなりかかる。大会エントリーで1万円くらい。往復の交通費、宿泊費。千葉県から支援金も出るんですが……」
「昨年1年間で言えば、ざっくり80万円は家計から支出しました」と明かす。
安楽宙斗の母親は?
・名前:安楽 久美子 ( あんらく くみこ)
・年齢 50歳 (2024年7月時点)
・職業: アロマセラピスト・介護士
・所属:ホリスティックアロマサロン・ease
安楽宙斗選手の母・安楽久美子さんは、宙斗選手のボディメンテナンスを行ってくれているといいます。
久美子さんがアロマセラピストをはじめたきっかけは、
友人のガンの発見や自身の体調不良により、アロマケアに出会ったこと
だったといいます。
ガンで余命宣告を受けた友人の闘病生活に寄り添い、見送る経験をしたことから、自分にできることはなかったのか 自問自答する中で、苦痛を和らげるアロマケアの本に出会いました。
その素晴らしさに感銘を受け、「アロマセラピストになる」と決めました。
引用元 : ease
久美子さん自身も、30年以上もストレス性の体調不良に悩まされていたこともあり、何度もアロマに助けられた経験があったそうです。
そのアロマケアが安楽宙斗選手の心身を癒やし、活力と家族の時間を作っているのだとか。
競技は心身の疲労が大きいので、リラックスする時間を持つことが大切。
引用元 : STORY
小2の頃からアロママッサージの時間を設けています。
その時は顔が見えないからか、その時はいろいろな話をしてくれる、時には悩みを話してくれたり。すぐに眠ってしまうことも多いけど。どんな言葉がけより、アロママッサージをする時間のほうが心の距離が縮まったのかもしれないね。
また、安楽宙斗選手が小学校高学年の時にクライミング競技をやめようか、と悩んでいたときも母・久美子さんと話したことによって思い直したといいます。
ただ、久美子さんの言葉が響いた訳ではなかったようですが、久美子さんと話したことで、一度嫌だと感じていたクライミングの練習も自然と足が向くようになったのだといいます。
部屋で2人きりで随分長い時間、話をしたよね。
「本当にやめたいと思うなら、やめてもいいと思う。だけどそれで本当に後悔しない? 他にやりたいことがあるなら応援するけど、ゆっくり考えたほうがいいと思う。あなたが今いちばん輝ける場所はクライミングじゃないかな」ってね。
引用元 : STORY
宙斗選手のクライミングをする姿は、ご両親の活力となり、夢を見せてくれる息子には感謝しているそうですよ。
安楽宙斗の弟もクライミング選手だった!
安楽宙斗選手には弟の安楽晴希さんがいます。
年齢は、宙斗選手より5つ年下です。
僕にも小学4年生の弟がいるんですけどゲーム好きです。
引用元 : CLIMBER
学校では元気っぽいんですけど、家だとおとなしいんですよね。
ゲーム好きで家だとおとなしめのタイプの晴希くんですが、実は、宙斗選手と同様にクライミング競技を行っています。
宙斗選手と同じジムで練習し、2022年には、
「スポーツクライミング千葉県ユース選手大会」にも出場している実力者
です。
普段自宅ではおとなしくも、クライミングをやらせればかなりの実力を発揮する弟さん。
将来は、お兄さんの宙斗選手と同じくオリンピック出場を目指しているかもしれませんね!
安楽宙斗もwikiプロフィール&経歴
安楽宙斗選手のプロフィールは以下の通りです↓
・名前:安楽 宙斗 (あんらく そらと)
・生年月日:2006年11月14日
・年齢:17歳(2024年7月時点)
・出身地:千葉県八千代市
・身長:168cm
・体重:55kg
・リーチ:181cm
・学歴:大和田小学校→大和田中学校→八夜高等学校
・競技種目:スポーツクライミング男子
・所属:株式会社JSOL
父の武志さんに誘われたことがきっかけではじめたクライミング。
今では宙斗選手の方が熱中し、見事オリンピックの出場権を獲得するまでに成長しました。
そんな宙斗選手は今までどのようにクライミングと共に人生を歩んできたのでしょか?
こちらで安楽宙斗選手の経歴をチェックしていきましょう!
安楽宙斗の経歴①:クライミングとの出会いは父のダイエット?
安楽宙斗選手とクライミングとの出会いは、
父・武志さんのダイエットのため
でした。
近くに新しくできたクライミングジムを訪れたことは始まりだったようです。
なんと、最初の1回でクライミングにドハマリ。
その後は、夏休みに毎日ジムに通うほどの熱量があったのだそうです。
「家の近所にクライミングジムができて、お父さんのダイエットがてら一緒に行ってみたのがきっかけです。最初の一回で完全にハマりました。夏休みに入ったら毎日ジムで休憩なしで登り続けていて。とにかく登るのが好きだったので、難易度関係なくひたすら登りまくってましたね」
引用元 : Red Bull
実は、宙斗選手は幼少期から「登る」という行為が好きだったようです。
保育園のときから木登りが得意でよく登っていたのだそう。
「もともと“登る”という運動は幼少期から好きでした。保育園でもよく木登りをしてて、いろんな角度から何回も登って遊んでましたね」
引用元 : Red Bll
元々のセンスとクライミングがマッチして、熱中することができたのでしょうね。
安楽宙斗の経歴②:小学生時代からセンスを発揮
安楽宙斗選手は小学2年生からクライミングジムに通い詰め、常連客に「宙斗課題」として登るルートを提案する程のスキルを身に着けていきました。
その結果はもちろん試合にも現れ、小学6年生の時には、
・第4回ボルダリングユース日本選手権:2位
・第1回アクアバンク ボルダリング小学生競技大会 :優勝
・第21回JOCジュニアオリンピックカップ大会:優勝
という輝かしい功績を収めてきました。
ただ、そんな輝かしい成績を出し続けてきた宙斗選手も一度だけ「辞めたい」と思ったことがあったといいます。
それは、クライミングのルーティーンワークに飽きを感じてしまったのだそうです。
平日の午後は練習、土日は遠征や試合という生活スタイルに、なんか飽きてしまったというか…クライミングに熱が入らなくなってしまった時期があって。
かろうじて練習は行っていたけどね。
その時は、ゲームにハマった(笑)。
引用元 : STORY
ですが、母・久美子さんと長時間将来について話していくうちに、自然とクライミングのルーティーンワークに戻っていったのだといいます。
ここで辞めてしまっていたら、今の宙斗選手の輝きはみられなかったことでしょう。
安楽宙斗の経歴③:文武両道を貫きパリ五輪へ
安楽宙斗選手はクライミングのみならず、勉学の部分でも優秀です。
今現在、千葉県で名門の「八千代高等学校」に在籍しています。
安楽宙斗選手は「目の前にあることしか見えなくなる」とインタビューで回答。
そのため、クライミングはクライミングで熱中し、勉強は勉強で集中することができるため、どちらでも好成績を収めることができてるのでしょう。
「僕は目の前にあることしか見えなくなるんですよね。だから、ひとつのテーマに向き合って深く考えられればいいんですけど、今はそれが難しくて……」
引用元 : web Sprtiva
今までのクライミングの成績としては、以下の通りです↓
◆2022年
第35回リード・ジャパンカップ 9位
第10回リードユース日本選手権大会 優勝
第8回ボルダリングユース日本選手権 優勝
第5回コンバインドジャパンカップ 優勝
ISFC世界ユース選手権2022 3位
◆2023年
ボルダー&リードジャパンカップ 優勝
コンバインドジャパンカップ 優勝し、大会2連覇
IFSCクライミングワールドカップ八王子 5位
IFSCクライミングワールドカップソルトレイク 2位
IFSCクライミングワールドカップ インスブルック 優勝
IFSC クライミングワールドカップ シャモ二ー 3位
IFSC クライミングワールドカップ ブリアンソン 優勝
IFSC クライミングワールドカップ コペル 優勝
IFSC クライミングワールドカップ 呉江 優勝
見てお分かりの通り、国内・国外問わず、多くの大会で上位3位以内の成績を収めています。
2024年には、アメリカ・ソルトレイクシティで開催された「IFSCクライミングワールドカップ2024」で見事優勝を果たしています。
これまでの功績を認められ、パリ五輪出場選手にも選出され、銀メダルを獲得。
今後の時代を担う安楽宙斗選手の活躍に注目ですね!
安楽宙斗選手の学歴についてはこちら↓
まとめ
こちらでは
・安楽宙斗の父母はどんな人?
・安楽宙斗の弟もクライミング選手だった!
についてまとめました。
これからの安楽宙斗選手の活躍に期待したいですね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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